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【秋の一大イベント ハロウィーンについても!】アメリカの学校行事 9月・10月のイベントをご紹介

こんにちは!moimoiです。

長い夏休みが終わり、新学期が始まりましたね。

新しいバインダーに鉛筆、ペンなど文房具を夏休みの間に揃えてもらい、新学期はウキウキだったことを思い出します。

 

友達と新しいアイテムを見せ合いっこするのも楽しかったです☺︎

 

 

今回はBack to School Nightに引き続き、アメリカならではの9月・10月の学校行事をご紹介させていただきます! (私の幼少期の学校行事カレンダーに沿って紹介しています。)

Picture Day

アメリカの学校では9月の新学期にカメラマンを呼んでポートレート写真を撮ります。

この写真は主にその年の最後に作成される「Year Book」という卒業アルバムに載せる用の写真です。日本では卒業生だけで卒業アルバムを作ると思いますが、アメリカは全学年の写真を掲載したアルバムを作ります。

証明写真のように上半身だけの写真ですが、日本のように真正面から撮るのではなく、少し斜めを向いておすましした感じで撮ります。一人1分程度で終わるのですが、流れ作業でみんなに見られてる中で撮るので少し恥ずかしいです(笑)

 

プロのカメラマンてことは、みんなしっかりした服装で撮るの?

 

必須ではありませんが、小学生の時は少しみんなおめかしをしていました。男の子は襟のあるシャツ、女の子は可愛いワンピースを着たり。中学・高校生になると普段と変わらない私服で撮ってもらっていました。学校にもよりますが、中学・高校ではこの写真を学校のIDカード用としても使います。

また、Photo Dayの写真を購入することも可能です。アメリカ人は家や会社に写真を飾る文化があるため、素敵なフォトフレームに入れてこの写真を飾っているお家が多かったです。父は会社のデスクと、小さめのサイズの写真を名刺入れに入れて持ち歩いてました☺︎

Red Ribbon Week

毎年10月にある「お酒、タバコ、その他のドラッグや暴力の防止」キャンペーンをRed Ribbon Weekと言います。この1週間は、学校から配られた赤いリボンをつけて過ごします。

お酒、タバコ、ドラッグ等がどれだけ体に悪いかを学び、健康的に生きることの大切さを学ぶ期間でもあります。私が住んでいた頃は本物の警察官がクラスに来て、小学校1年生の頃から毎年学んできました。(カリフォルニア州で大麻の売買、所持が合法化されたので今は教え方が異なるかもしれないですね・・・)

また私の学校ではこの1週間は、曜日ごとにテーマを持ってドレスコードが設けられていました!例えば・・・

月曜日:ドラッグがない生活を描きながら、学校のTシャツを着よう
火曜日:ドラッグを撃退するために一致団結して、友達とお揃いコーデをしよう
水曜日:お昼にゲームで遊んだり、ドラッグよりも楽しいことが私たちにはある。今日は一日パジャマデー!
木曜日:将来ドラッグがない生活であることを示すために、なりたい職業の恰好をしよう
金曜日:赤くなれるだけの赤を身に着けよう!

引用元:Red Ribbon Week

親御さんは準備するのが大変ですが(笑)、子供の立場としては毎日がお祭り感覚でとても楽しかったのを覚えてます☺ このようにイベントと紐づけながら子供の意識を高める行動はとてもいいですよね。

Halloween

アメリカと言えばハロウィーン!もともとは宗教的な意味を持つ秋の収穫を祝う行事だっそうです。

しかし今では宗教的な意味はなく、毎年10月31日に子どもたちが仮装し、「Trick-or-Treat」と言いながら各家を回ってお菓子をもらう行事となっています。

学校によって異なると思いますが、私の学校では朝から仮装した状態で学校に行き、授業を受け(笑)、各クラスの先生にTrick-or-Treatする時間がありました。

小学校3年生。毎日がハロウィンならいいのにと思っていました。笑

しかし、学校・学区毎に仮装のガイドラインがあるのでご注意ください!夜のTrick-or-Treatは仮装に制限がありませんが、学校へ着て行く場合は先生から配られるガイドラインに目を通した上でご準備くださいね。

例として、私の学校があった区域の2018年のガイドラインをご紹介します☺︎

 

1. 服装の規定および学校の規則に沿った格好をすること
2. 攻撃的ではない、学校に相応しい仮装であること
3. あなたが誰か分かる仮装であること(仮面なし、激しいメイク無し、血のり無し)

4. 普段通りに学校で過ごせる仮装であること。椅子に座れる仮装であること。(過度に大きい、立っていなければいけない、教室のドアを通れないコスチュームは無し)
5. 小道具は無し

引用:SIERRA VISTA: HALLOWEEN DRESS UP

 

ドアを通れないって・・・(笑)と思うかもしれませんが、アメリカのコスチューム屋さんには大きい着ぐるみも沢山あります。m&mやフレンチフライになれたり、ケチャップとマスタードになれたり(笑)

なので、衣装選びは注意してくださいね!
また、中学・高校になると授業時間内でのTrick-or-Treatはありませんでしたが、仮装して学校に来ている子はいました。

それくらいの年になると、授業が終わって自宅へ帰り、夜Trick-or-Treatに繰り出す子が多いですね。高校生ぐらいだとより本格的なメイクをして仮装をしたい子が多かったです。

夜のTrick-or-Treatは、町中がHaunted Mansionのような雰囲気になり、とっても怖いです。そこらへんの遊園地より、どの家も飾り付けが本格的です(笑)ですが、そのためとても暗いのでしっかりとお子さんを見守ってあげて下さいね。私の住んでいた地域はとても安全でしたが常に親と一緒に回っていました。

 

いいな〜ぼくもトリック オア トリートしたい!
moimoiはハロウィンで何が一番思い出?

 

私、一番印象に残っているお家があるの。
青いライトに照らされて、家の前にはお化けやガイコツがぶら下がっている一番本格的な飾り付けをしたお家。友達と手を握りながらお墓が並ぶ玄関までの道を通り抜け、ドアベルを鳴らしました。そしたら、ゆっくりと白雪姫に出てくる悪い魔女のような家主が!怖くて泣きたいところ、勇気を振り絞って「Trick-or-Treat!」と叫んだら、本物の魔女のような声で「You must not forget to brush you teeth after you eat all those lovely candies…」とハロウィン柄の歯ブラシをくれました(笑)

怖すぎて歯ブラシをもらったら一目散に逃げましたが、思い返せばとってもいい魔女でした。人は見た目で判断しちゃダメですね(笑)

その他、個人宅だけではなくショッピングモールのお店などもTrick-or-Treatと行ったらお菓子が貰えるところがありました。私が小さい頃は、See’s candiesやHaagen-Dazsで飴やアイスをもらえたりもしたよ☺︎

日本のハロウィンとはまた異なるので、是非現地でしか味わえないハロウィンを楽しんでください!

まとめ

9月・10月の学校行事、いかがでした?
日本にはないものばかり且つ、事前に準備が必要なものが多いですね。

駐在して最初の1年は親子共になれることに大変だと思います。アメリカの学校は特にイベントが多いので、親御さんの準備の負担がとても大きいです。

しかし、イベントが多い分だけ、お子さんとの思い出も増えるので、ぜひ積極的に参加してみてください!