こんにちは!moimoiです。
以前、スピーキング・リスニングを上達させる「シャドーイング」をご紹介しましたね。
とっても偉い!
何事も継続力が一番大切なので、ぜひ続けてね。
今回はシャドーイングに引き続き、「ディクテーション」について紹介します。
小学校の卒業シーズンに、イギリス人の友人がVitamin Cの『Graduation(Friends Forever)』というCDを貸してくれ、歌詞カードが付いていなかったので自身で書き起こしをしてみたんです。
友達に答え合わせをお願いしたら、全然聞き取れていなかったことにショック・・・アメリカに行って3年、先生や友達との日常生活に支障はありませんでした。授業も長編の本を読んだり、ヒストリーの宿題を行う際は人より時間がかかりましたが、成績も悪くはありませんでした。
ですが、CDの歌詞は生きた英語であって、省略される単語、発音されない音、小学生では言わない言い回しが沢山含まれていました。それから色んな洋楽を聞いては文字に書き起こし、歌詞カードと答え合わせをするようになりました。
そこからより単語のスペリング正答率が上がったり、授業では習わないスラング等を吸収し、テレビや映画の内容をより理解できるようになりました。
無意識に行っていましたが、そのあと大学に入学した際に「ディクテーション」という勉強方法があることを知りました。
私の実体験を持って、こちらはスペリング・ヒアリングを強化してくれると言えます!この勉強法はTOEICのヒアリングや、ビジネスメールでも活用できると思います☺
ディクテーションとは
聞いた言葉を紙に書き出す勉強法です。複数の言語を話す人の英語能力を測るテストとしても使用されるそうです。
ディクテーションのメリット
- 単語のアクセントを学べる
- ネイティブが使用する単語を繋げた言い方やスラングが学べる(例:going to→gonna、LOL→laugh out loud)
- スペリング力を向上できる
ディクテーションのやり方
文章を読んでくれる相手がいる場合は、比較的読みやすい好きな本を音読してもらってください。
または、私のように一人で行いたい場合は、手始めに子供向けの音楽などで行うことで自身のレベルを測ることをオススメします。(初めから分からない単語が続くとやる気がなくなってしまうので!)
まずは興味がある教材でやることが大切だと思っています!
自己流ですが、CD音源で私がどのようにディクテーションしたかお伝えしたいと思います。
- Aメロを通して聴く。
- 巻き戻し、Aメロの歯切れのいい部分毎に停止しながら歌詞を紙に書き出す。何度聞き返してもOK。自分が納得するまで聞き返し、正確に書き出すことを優先する。
- サビ1まで1.~2.を繰り返す。
- 歌詞カードと答え合わせをする。
- 聞き取れなかった単語、スペルの間違っていた単語を赤ペンでチェックする。
- Aメロ~サビまでを清書する。
- Bメロ~サビで1.~6.を行う。
- 最後に通しで全歌詞を書き出す。
テンポが速い歌はディクテーションが難しいです。そのため、まずはスローテンポの曲を選曲しましょう。
ある程度慣れたら、ご自身が好きな曲を行ったりすると楽しみながら勉強できると思います☺
懐かしい曲だね。スローテンポでとってもディクテーションしやすい楽曲だと思う☺
有名なアーティストの楽曲は割と難しい言葉が入っていないので、テンポだけ気を付けてチョイスすれば、ディクテーションしやすいと思います。
ただ、楽曲でディクテーションを行う場合は1点だけ気を付けてください。それは、どんなに有名な歌手の歌詞でも、英語の文法が誤っている可能性があります。生きた英語や口語ではなく、しっかりとした英語を学びたい場合はちゃんとした教材から学習ください☺
まとめ
さて、「ディクテーション」という勉強法、いかがでしたでしょうか?
個人的には英語は楽しく勉強することが大切だと思います。そのため、TOEICの点数アップのため!などテストのためではなく、日常生活のためであるならが好きなアーティストの曲をディクテーションすることをオススメします。
試験や受験勉強のために「勉強」として学ぶ英語は継続力と持続性が弱いと感じています。歌詞の意味を知る、という方法で好きなことの一環として日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?