海外生活

【学校で学ぶアメリカの祝日】11月・12月のご紹介

こんにちは!moimoiです。

楽しいハロウィーンが終わったあとはもうクリスマスです!南カリフォルニアは年中暖かいので冬を感じることはありませんでしたが、一般の家庭含め、町中がクリスマスモードになります🎄

 

アメリカのクリスマスはとっても賑やか!
ハロウィーン同様、凄い家は飾り付けが本当に凄いんです!

 

だけど、その前にもう1つ大切なお祝いがアメリカではあるんだ。日本の小学校では各祝日の意味を学んだりすることはあまりないかと思うのですが・・・

 

アメリカは祝日一つ一つに歴史的背景があって、授業でお休みの意味を学びます。

 

さて、今回はアメリカならではの11月・12月の祝日をご紹介させていただきます!

Veteran’s Day/Thanksgiving Day

Veteran’s Day(11月11日)

ベテラン、てあのベテラン??
と思う方も多いと思いますが、
このVeteran’s Dayにおいては
日本語でよく使う「ベテラン」とは違うんです。

 

日本語の「ベテラン」は「その道に熟達した人」として使うよね。英語でも同じ意味を持っているけれども、「veteran」と単語だけを伝えた場合、「兵役経験者/軍人」と捉える事が多いよ。

 

その道に熟達した人と伝えたい場合は文章で少し説明を加えるか、「expert」や「skilled」を使う事の方が多いかな。

Veteran’s Dayとは・・・

1918年11月11日の11時にドイツと連合国による休戦協定への調印が行われ、第一次世界大戦全ての主な戦闘が公式に終了となりました。この第一次世界大戦を終結させた休戦条約を締結したことを記念する日です。連邦政府および全州政府が定めた祝日となります。

記念日は翌年の1919年より米国で祝われ、最初は休戦記念日として、後に復員軍人の人として毎年11月11日にお祝いされるようになったそうです。

ただ、注意なのが役所・銀行・金融市場は祝日としてお祝いしますが、企業・学校によっては祝日ではないケースがあります。

 

私の通っていた小学校は祝日でしたが、みなさんの州はどうでしょう?学校の年間カレンダーをよくご確認ください☺

Thanksgiving Day(11月の第四木曜日)

ハロウィーンの後、日本ではクリスマスムードとなりますが、アメリカでは「感謝祭」と呼ばれる「Thanksgiving Day」のお祝いを行います。

Thanksgiving Dayとは・・・

日本語では「感謝祭」と訳します。
イギリスからマサチューセッツ州の植民地に移住したピルグリム・ファーザーズ達の最初の収穫を記念する日と学びます。1620年、ピルグリムが到着したマサチューセッツ州の冬は大変厳しく、多くの死者が出ました。しかし翌年、近隣に住んでいたインディアンからトウモロコシなど、作物の栽培知識を教えてもらい生き延びる事が出来ました。1621年の秋、特に豊作となり、ピルグリムはインディアン達を招待し、神の恵みに感謝しながら共にご馳走をいただいたことがこの「Thanks Giving Day」の始まりと言われています。

現在では宗教的な意味合いはかなり弱く、家族・親族が集る年一回の大切な家族行事となっています。
家族でお米やパンがベースになっている詰め物をした七面鳥や、かぼちゃで作ったパンプキンパイを食べるのが主流です。

 

わたしも、海外に行ったばかりの小学校2・3年生の時、外国人チューター(家庭教師)とThanksgivingの時はパンプキンパイを作ったりしました!

 

またここ近年、日本でも耳にする「ブラック・フライデー」。
Thanksgivingの翌日の金曜日に行われる大セールの事を言います!
祝日ではないのですが、お休みになる企業・学校が多いです。この大セール以降、年間収支が黒字に転換すると言われることから名づけられたそうです。

Christmas/Hanukkah

クリスマスは祝日ではありませんが、私の通っていた小学校ではその前から冬休みに入っていました。

そのため、冬休み前の授業では「Christmas」と、「Hanukkah」について学びました。みなさん「Hanukkah」って聞いたことありますか?

 

私も小学校の授業で初めて知りました。Hanukkahとはユダヤ教のクリスマスにあたる行事なんです。

 

移民の多いアメリカは、キリスト教の家庭だけではないからね。

Hanukkahとは・・・

ユダヤ教徒の年間行事の一つです。
紀元前168年~紀元前141年に起こったマカバイ戦争で、エルサレム神殿の奪回を記念する日です。また、異教徒によって汚された神殿の清めのお祭りでもあります。ユダヤ歴の9月の25日から8日間お祝いされるとしています。

Hannukahの装飾や遊びについても実際に実物を見ながら学んだよ。

 

Hanukia:燭台を使い、25日から一つずつ蝋燭を灯して8日間祝うそうです。

 

Dreidel(ドレイドル):四面にイディッシュ語(ドイツ語に近い言語)が一文字ずつ書かれており、チョコレートコインなどをかけて回して遊ぶ遊び

 

 

こんな経験ができるのも、アメリカの小学校ならではだなと感じました!

 

また!クリスマス当日はちょうど冬休み。周りの家はかわいい装飾がされてどこもクリスマスムードになっています。

↑お庭の隅々まで飾りがあってほんと凄い!

え!これが一般家庭???と思うぐらいすごいですよね!

 

上記写真は、実際に私が住んでいた地域のイルミネーションが有名なエリアです!

このコミュニティーはどのお家も盛大に飾り付けをしていて、毎年友人家族とイルミネーションツアーに行っていました☺

 

設置も撤去も大変だろうなあ、と毎年思ってました(笑)

 

アメリカはクリスマスも家族団らんの日ですので、ぜひご家族みなさんで素敵なクリスマスをお過ごしください♪

まとめ

11月・12月のアメリカの祝日はいかがでしたでしょうか?

 

実は、国がお休みとするアメリカの祝日は10日程しかないそうです。日本と比べると少し少ないですね。(その分夏休みがとーっても長いんですけどね笑)

 

ですが、一つずつを盛大にお祝いするので、ぜひ祝日毎に海外の雰囲気をめいっぱい味わってみてください!