こんにちは!moimoiです。
さて、アメリカの学校は8月末〜9月スタートが多いのでそろそろ新学期。アメリカの小学校は、日本の小学校と年間行事も全く違います。
ざっくりですが、私の通っていた小学校であった年間行事はこんな感じでした。
9月 | ・BACK TO SCHOOL NIGHT ・FALL PICTURE DAY |
10月 | ・RED RIBBON WEEK ・HALLOWEEN |
11月 | ・DOLPHIN DASH |
12月 | ・CHRISTMAS/ HANUKKAH ・WINTER BREAK (DEC.24- JAN.4) |
1月 | ・WINTER INSTRUMENTAL MUSIC CONCERT |
2月 | ・GLOBAL PLAY DAY ・BOOK FAIR ・VALENTINE’S DAY ・OPEN HOUSE |
3月 | ・MULTICULTURAL DAY ・PARENT CONFERENCES |
4月 | ・SPRING BREAK(APR.1-5) ・TALENT SHOW ・EASTER EGG HUNG |
5月 | ・DARE GRADUATION ・SPRING INSTRUMENTAL CONCERT ・POOL DAY ・6TH GRADE GRADUATION & AFTER PARTY |
6月 | ・SUMMER VACATION ・SUMMER SCHOOL |
7月 | ・SUMMER VACATION ・SUMMER SCHOOL |
8月 | ・FIRST DAY OF SCHOOL(END OF AUG.) |
日本の小学校とは全然違うよね。 アメリカの小学校はイベントや座学以外の授業も多くて、お友達と仲良くなりやすい環境でした。
寝袋を持参して一日中本を読む日があったり、お気に入りのゲームを持ち合って一日中遊んだり、私の小学校には幼稚園も併設されていたから幼稚園児とペアになって本を読み聞かせ会う授業があったりと、ユニークな授業ばかりでした。
今回はその中でも9月に行う大切な学校行事をご紹介します!
Back to School Night
【場所】子供が1年間通う教室にて
【内容】
・担任の年間の指導方法・成績のつけ方
・クラスの目標
・年間で必要な勉強ツールについて
こちらは親のための行事です。 子供がこれから1年間通う教室で、クラスメイトの親と一緒に担任の先生の指導方針やクラス目標、年間行事の説明などが行われます。
Back to School Nightは両親共に参加する事がベストです。 私の住んでいた地域では特にその傾向が強く、仕事よりも家庭を第一に考えている家族ばかりでした。どんなに忙しいお父さんでも、両親共働きでも、シングルペアレントでもこの日は必ずみんな出席していました。
そうなんです。学校と家庭の両方で子供を大切に育てていきましょう、という文化だと思います。そのため、両親共に出席した方が真摯に子供と向き合っている家族です、という意思表示になります。
旦那さんが一緒に出席してくれれば、英語面や気持ち面でも安心ですよね。(お子さんが2人以上おり担任が異なる場合は夫婦別で、それぞれの担任の話を聞きましょう。上の子は昨年と同じ担任で、下の子だけ変わった場合は、下の子の話を両親で聞きに行くのもありです◎)
出席するにあたり、最低限 注意するポイントを書き出してみました。
子供の同伴について確認しよう
大半のBack to School Nightは子供同伴不可です。
何故なら親と先生が集中してゆっくり話す場を目的としているためです。
そのため、子供が同伴可能か事前に確認しましょう。
最近では学校の図書館等で預かってくれるところもあります。
私自身もこの日は、学校の図書館でお友達と本を読んで待っていました。
また、アメリカでは子どもを留守番させる際に親が参照すべきガイドラインがあります。メリーランド州とイリノイ州は留守番不可な対象年齢が決まっています。各州によって法律が異なるため、こちらも合わせて確認しましょう。
- 7歳以下:時間の長さにかかわらず一人にすべきではない年齢。車の中、公園、自宅の庭を含む。
- 8歳〜10歳:1時間半以上は留守番させるべきではない。させる場合は日中または夕方の早い時間に限る。
- 11歳〜12歳:3時間までなら留守番させることも可能。ただし、夜遅い時間や子どもが手に負えない責任が発生する可能性がある環境は不可とする。
- 13歳〜15歳:保護者なしで家で過ごすことが可能であるが、一晩中でないこと。
- 16歳〜17歳:保護者なしで家で過すごとが可能である。(場合によっては2日間連続も可)
個別相談は手紙・個人面談でしよう
お子さんが心配なばかり、Back to School Nightで個別相談をしたくなりますが、それは遠慮しましょう。Back to School Nightは親御さんみんなのための場で、個別相談する場ではないからです。
しかし、お子さんがどのような性格の子で、どんな教科が得意、どんな教科が苦手などの情報を先生に共有することはとても大切です。
そんな時は簡単でもいいので先生へ手紙を書きBack to School Night後に先生に渡しましょう。海外ではお子さんの教育に熱心な親御さんをウェルカムしてくれる先生が多いです。
私の父母も、渡米した当時は英語が全くできませんでしたが(母は8年住んでてもスピーキングは全くできませんでしたw)、片言の英語で頑張って先生に私の性格を伝えてくれていたそうです。(ほんと両親に感謝です🙏✨)
また、希望すれば個別面談もしてくれます。もしくはそもそも個別面談日を設けている学校もあります。心配な事はご家族だけで抱えずに学校の先生にも相談してみる事をオススメします◎
学習環境を感じよう
Back to School Nightでは実際のお子さんの教室で、お子さんが座る席に親が座って先生の話を聞きます。
日本の小学校とは全く違う教室の雰囲気に、わくわくしちゃうよね。
お子さんがどのようなクラスで、どのような環境で勉強を進めていくのかご両親が想像しながら先生の話を聞いてもらうためのようです。
ぜひ教室を見渡して壁に貼ってあるものや、教室に置いてあるものを見てみてください。掲示物や整理整頓されているかなどでも、先生の性格や授業の仕方が分かると思います。折角の機会ですので、お子さんの学習環境をぜひ肌で感じてみてください。
先生への連絡方法を確認しよう
何かあった時のために先生との連絡方法を確認しておきましょう!
手紙なのか、電話なのか、メールなのか、先生によって連絡手段が異なります。
まとめ
初めて海外赴任する方には少しハードルが高いイベントですよね。でも、先生の言っている事を理解することがベストではありますが、耳以外から得れる情報をも持って帰る事も重要ですので、ぜひお子さんのクラスを感じてください。
そして、分からないことは素直に質問してください。海外では主張することがとても大切です。英語が分からなくて先生から面倒な親って思われるかな、などは全く気にしなくて大丈夫です。
ご両親からの質問は、海外ではそれだけお子さんの教育に熱心である、と思う先生が多いです!
逆に主張しないと損することが多いです。日本人のように、相手の気持ちを汲み取るということはあまりしません。言わないと伝わらないケースが多いですが、その分気兼ねなく思った事を伝えやすいです。海外の学校はコミュニケーション力を養える環境だと私は思います。
簡単ではありましたが、少しでも親御さんの心構えの参考になったら嬉しいです^^