英語学習

スピーキング・ヒアリングを上達させるコツ!シャドーイングについて

こんにちは、moimoiです。
突然ですが、スピーキング、ヒアリングに自信はありますか?

 

ぜんぜん自信ないよ・・・

 

近年は外国人の先生が英語の授業をしてくれる学校も増えましたが、ほとんどの日本の学校の授業では積極的に喋る環境ではないため自信がなくて当然だと思います。

多国籍の人が沢山集まるカリフォルニアに住んで居た私は、色々なアクセントの人を目の当たりにしてきたので最終的には「伝えたい気持ち」と「聞き取りたい気持ち」が一番大切だと肌で感じてきましたが、ネイティブに近く喋れるに越したことはありません。

少しでもネイティブのように話したい、と思われる方へはスピーキングのみならずヒアリングも向上させてくれる勉強方法、「シャドーイング」をオススメしたいと思います!

シャドーイングとは

私は大学生の必修授業で「シャドーイング(Shadowing)」に出会いました。

元々は同時通訳者のための訓練方法だそうで、CD等で流れる英語を聴きながら、聞こえてくる英語を影(Shadowing)のように追いかけながら喋ります。
英文を聞き終えてからではなく、「聞く」と「喋る」を同時に行うためとても難易度の高い勉強法です。

 

同時平行で?自分が喋ってたらCDの声聞こえないよ〜

 

そうなの。そこがシャドーイングの難しいところ。
最初は聞き取る方に集中してしまって、全く上手くいきません。

でもそれはコツを掴んで繰り返し練習すれば、しっかりと出来るようになるよ!
このシャドーイングができるようになれば、正しい発音・イントネーションを学べるため実践的な英語を使えるようになります。

では、そのやり方について見て見ましょう!

シャドーイングの行い方

1. シャドーイングしたい音源を通しで聴く
自身が覚えたいアクセントの音源を探してみてください。
1回目はどのような話がされているか、ざっくりと内容を把握しながら聞いてみましょう。

授業では「NBC News」を教材として使用していました。

喋るスピードが早く難易度はかなり高めです。
ですが、発音がしっかりしており単語が聞き取りやすく、
とても綺麗な英語で喋っているためオススメです。

NBC NewsのYoutubeチャンネルにて色々なニュースがアップされているので
是非、興味のあるニュースなどを選んで教材として使ってみてください。

2.シャドーイング
テキストがある場合はテキストを見ずに、Youtubeで行う場合は字幕を付けずに、音だけを頼りに録音しながらシャドーイングを行ないましょう。

恥ずかしがらず途中でつまづいても止まらない事が大切です!
音源元が発する発音やイントネーションなどを意識して行いましょう。

3.録音した音声を確認
発音やイントネーションは音源通りでしたか?
ついていけなかったところ、発音通りでなかったところ、ちゃんと真似できていなかった部分を音源で確認してみてください。

最初は全くできないのが当たり前です。
一文でもしっかりと言えたら上出来と思って行なってください。

徐々にそれが二文、三文と増えていくはずですから!

4.音源を文字で確認
テキストまたはyoutubeの字幕(youtube画面上にある歯車マークの設定より字幕表示が可能です)にてシャドーイングした音源を文字で確認してみましょう。

どのwordにつまづいたのか、どの単語や文章が聞き取れなかったのか目で確認することによって次のシャドーイングに繋がります。

5.シャドーイングをもう一度行う
再度、テキスト・字幕は見ずに録音をしながらシャドーイングにチャレンジしましょう。
音源を文字で一度認識したため、1回目よりは聞き取りやすくなっているかと思います。

最初は文章の意味を把握することは置いておき、「聞く」「喋る」だけに集中して行いましょう。

シャドーイングがスムーズに行えるようになったら文章の意味にも意識を向けながら行なってみましょう。
シャドーイングは日々の繰り返しが大切です。
1日でも行わないと舌に染み付いた感覚が鈍ってきます。

毎日1分でもいいので、ご自身が好きな話題の教材で楽しく継続的に行うことを心がけましょう。

まとめ

シャドーイング、いかがでしたでしょうか?

生きた英語を日常的に聞くだけでヒアリングは向上していくと思います。
大人になってから発音を正すのは、日本語と英語で使う口の筋肉が異なるため難しいと言われていますが帰国ではない友人たちも1年間授業で継続したことによって、発音が鍛えられていました。

 

でも実際喋ってみて伝わらないと、
次喋るの恥ずかしい・・・

 

恥ずかしくなんかないよ!

伝えたい事は伝わるまで何度でも言う、主張が当たり前の文化です。
むしろ主張しないと損する文化だと思います。
外国の方だって、私日本語喋れるよ!といって「コンニチワ〜」と言ってドヤ顔するでしょ?(笑)
なので、恐れることはないです。

先日ニューヨークで買い物をした際、店舗中に20%OFFの看板が貼られていたのにお会計後、20%OFFになっていないことに気づきました。

もちろん店員さんに伝えました。
そしたら一瞬ちょっとめんどくさそうな顔をされましたが(笑)、20%OFFを適用してくれました。

海外は日本と違ってしっかりと案内をしてくれないケースが多いです。
むしろ店員さんが20%OFFを認識していない事もあります(笑)
そのため、片言でもいいからダメもとでなんでも聞いてみるべきです。
意外と「Oh, Sorry!」と言って対応してくれます。

シャドーイングで生きた英語に慣れる事で
少しでもみなさんの自信となりますように!