オーストラリアの火事(森林火災)、
連日ニュースになっていてとても心配ですね。
焼失面積は北海道を超える約1千万ヘクタールに達し、
生態系にも大きな被害が出ているとのこと・・・
今回は『オーストラリア火事|原因と現象は?募金情報についても!』についてお届けします🐨
オーストラリア火事|原因と現象は?
オーストラリアでは毎年、
夏を迎える12月頃から森林火災が発生します。
ニュース記事などを読むと
オーストラリアでは森林火災を「bush fires」と言うようです。
2019年は9月頃からこのbush fireが本格化し、
下記原因により、火災が発生・拡大しやすい条件が
整ってしまったようです。
【原因】
●平均気温:観測上 過去最高
→インド洋の海面温度の変化などが原因
→2019年12月は記録的な熱波が到達
●平均降水量:観測史上 過去最少
●空気の乾燥
●落雷
●ユーカリに油分が多いことでより拡大
【現象】
●森林火災
●洪水
●砂嵐
●ひょう
異常気象が原因で、
2019年9月頃から南東部のニューサウスウェールズ州を中心に
森林火災が頻発するようになったみたいです。
しかし、火災だけではなく
洪水や砂嵐、ひょうが降るという自然災害も発生。
オーストラリア東部では、16日から恵みの雨が降ったかと思えば
降りやむ事もなく大規模な洪水へと発展。
🎥 Rain provides relief for Australia’s scorched southeast with FLOODShttps://t.co/6ljhwVHTAKhttps://t.co/ohpcW5zXXp#Australia #Rain #FLOODS pic.twitter.com/TT1Nwu0man
— Vision Plus (@vplusen) January 18, 2020
生態系にも大きな影響を及ぼしており、
連日ニュースになっているコアラも
現地では今回の火災で2万5千匹が死んでいると予測が報じられている。
もちろんコアラだけでなく、
カンガルーやカモノハシなどの野生動物、
羊などの家畜など含む28種類の生態の
12億5千万匹が犠牲になった
とも報じられている。
1月19日、ニューサウスウェールズ州で大規模な砂嵐が発生し、
町全体を覆い、太陽の日差しを遮断。
A massive dust storm, known as a haboob, swept through the drought-stricken Central West region of New South Wales, Australia on Sunday, blanketing entire towns and blocking out the sun. pic.twitter.com/AmjROLgksD
— The Weather Network (@weathernetwork) January 21, 2020
A “monster” dust storm swept through parts of bushfire-ravaged areas in Australia, as the country faces extreme weather recently. #AustraliaFires pic.twitter.com/l25LZLeQ4E
— China Daily (@ChinaDaily) January 21, 2020
砂嵐に襲われた町の一つ、ダボ(Dubbo)に住む女性は、今回の砂嵐は通常より「もっと壮大だった」「本当に、この世の終わりを描いた映画のようだった」と証言している。
1月20日、真夏の季節にも関わらず、
メルボルン、シドニー、首都キャンベラなどを
襲った巨大なひょう。
Hail destroying the trees at Parliament House.. poor gardeners pic.twitter.com/bHEES1yhHy
— Tamsin Rose (@tamsinroses) January 20, 2020
More weather from Australia pic.twitter.com/rZk2ZTLROo
— Robert Lanfear (@RobLanfear) January 20, 2020
気象当局は、シドニーをはじめニューサウスウェールズ州南東部に暴風雨が接近していると警告。今後数時間の予報として「非常に激しい雷雨により、被害が出る恐れが高い。一部地域には破壊的な暴風や、巨大なひょう、豪雨をもたらし、鉄砲水が発生するかもしれない」と警鐘を発している。
このような災害は
オーストラリア各地で起こる可能性があり
引き続き警戒が必要ですね。
火事の一部は故意に引き起こされたもの?
答えは『イエス』のようです。
放火だけではなく、キャンプファイヤーや
タバコやマッチのポイ捨てなどによる
原因もあるようです。
A. この点は、ここ数週間というもの大きな話題になっている。そしてその答えは部分的にイエスだ。毎年のことだが、毎一部の火災は放火が原因で発生している。
しかし、故意に火をつけたとして逮捕された人の数は200人近くに上るという話が広く出回っているが、その数字は正確ではない。
ニューサウスウェールズ州警察は今年1月、昨年11月以降に「森林火災に関連する犯罪行為」で183人が訴追されたと発表。そのうち、24人が故意に火をつけた罪に問われたという。それ以外は、キャンプファイヤーや、あるいはタバコやマッチを捨てるなど、火気厳禁の決まりを守らなかったことが原因だった。
オーストラリア火事|募金方法について
被災地の人たちは、食料や衣類などの
物質的な寄付はいらないと言っているようです。
そして現地の人が本当の必要としているのは
現金であると。
募金1:オーストラリア赤十字社
オーストラリアの避難所にいる人々のために
募金できるのはオーストラリア赤十字社のサイトとなります。
募金はこちらから👇
AUSTRALIAN RED CROSS
Disaster Relief and Recovery
クレジットカードまたはPaypalが使用可能です。
$1から寄付できるようです!
英語のサイトですが、複雑ではないので
是非トライしてみてください☺
寄付金の使いみち
●火災や熱度、洪水や竜巻などの有事により被害を受けた地域への復興や支援
●人や地域への災害への準備や保護
●訓練、道具、物流、ボランティアの調整
募金2:野生生物保護とその生息地回復
WWFジャパンよりオーストラリアの
野生生物保護とその生息地回復のための
寄付サイトをYAHOO!JAPANネット募金に
オープンしました。
【オーストラリア森林火災へのご寄付について 】
WWFジャパンではYahoo!ネット募金にて、募金の受付を開始いたしました(2月末まで)。みなさまからいただいたご寄付は、WWFジャパンよりWWFオーストラリアに送金し、野生生物保護とその生息地の回復に使わせていただきます。https://t.co/Qxr9KCRSXv— WWFジャパン (@WWFJapan) January 21, 2020
募金はこちらから👇
YAHOO!JAPANネット募金
『オーストラリアの火災で被害を受けた野生動物と自然環境のために』
T-POINTを利用しての募金も可能です!
こちらは日本語なので安心ですね☺
寄付金の使いみち
1. 野生生物の保護
動物医療の専門機関が行う緊急医療活動を支援するとともに、火災による野生生物とその生息地への影響調査を行い、回復計画につなげるための準備を進めます。
2. 生息地の回復
被害を受けた野生生物の生息地の回復、森林破壊の停止、生息地の接続性の確保、先住民のコミュニティーや農村を対象とした火災管理技術向上を図ります。
3.長期的な対策
気候変動(地球温暖化)の防止、野生生物の絶滅の防止、サステナブルな資源の利用を実現していくための活動を継続していきます。
募金3:コアラ基金
今回の森林火災で被害を受けたコアラを
直接的に助けることはできませんが、
日々の生活の中でおやつを買う機会があったら
『コアラのマーチ』でコアラをサポートすることができます。
コアラのマーチでコアラ募金!!
直接オーストラリアの山火事へ繋がる募金ではないけど、オーストラリアのコアラの募金にはなるらしい!!昔一緒に暮らしてた🐰が🐨みたいな顔だったから他人事に思えなくてね😭😭少しでもよい状況に向かいます様に!!!!#コアラ募金 pic.twitter.com/K3IINV5bGh— アイビー (@aibymakeupppp) January 13, 2020
コアラの住む森が今でも燃え続け、
森林火災が終わりを迎えた後の
Australian Koala Foundationの活動は
とても大切になると思います。
Australia Koala Foundation
寄付の使いみち
1.コアラ生息地図
2.基金リサーチ
3.環境サービス
4.教育
5.オーストラリア国内でコアラに関する活動
6.動物園と自然保護区ー教育
詐欺サイトも増えてきているみたいなので、
十二分にご注意の上募金してくださいね!
まとめ
今回は『オーストラリア火事|原因と現象は?募金情報についても!』についてお届けしました🐨
一日でも早く災害が沈着することを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました!